中国のポータルサイト百度に10日、日本の住宅における、住民の快適な生活を支える設えの工夫について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本の住宅の内装について「本当に、生活に必要な部分の設えが極致の域にあり、レイアウトがよく考えられている上、非常に楽しさがあるのだ」と紹介。その具体的な例をいくつか取り上げて説明した。

 まず、玄関に見られる大きなポイントとして、玄関に段差があることをを挙げた。「これは本当に特徴的なデザインであり、利点が実に多いのだ」とし、家の中と外の空間を分ける役割があり、靴に付着した泥や砂などが、外からの風によって家の中に入り込まないというメリットもあると紹介。また、段差に座って靴の着脱ができるという点でも優れているとした。

 次に、湿気が溜まることでカビが発生しやすい浴室の設えについて言及。日本の浴室は壁や床が容易に清潔を保てるうえに質感の高い素材が使われており、特に床は濡れてもすぐに乾燥するため滑ったり湿気が溜まったりしないと説明した。さらに、排水溝にはトラップ構造が採用されていることで防臭効果もあるとしたほか、排水溝の部分が一段低くなっており、隠し蓋によって浴室全体の美観を保つこともできるのだと伝えている。

 かつての住宅の浴室はタイル張りが基本で冬は寒かったほか、タイルの目地などにカビが生えやすかった。浴室をはじめとする日本の住宅の様々な部分が、より快適な生活空間を創出すべく日々進化しているのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)