新型コロナウイルスの感染が全世界で拡大している。米国やブラジルなど被害が深刻化している国が多く存在するなか、日本は感染拡大を抑え込むうえで一定の成功を収めたと言えるだろう。中国メディアの百度は9日、日本が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐことができた理由を考察する記事を掲載した。

 記事は、世界各国がそれぞれの防疫活動を展開していると紹介しつつ、日本は欧米の先進国よりも「成果」という点で圧倒的に優っていると強調、緊急事態宣言は早期に解除され、1日あたりの新規感染者数も大幅に減少していると紹介した。

 続けて、日本は世界保健機関(WHO)がまとめた世界保健報告では、日本の医療水準の高さや医療の質、さらには医療費負担の公平性などが高く評価されていたことを紹介したほか、英国シンクタンクのレガタム研究所が2019年に発表した「レガタム繁栄指数」では、日本は医療・健康の項目で世界第2位と評価されたことを伝え、日本はもともと優れた医療があって、日本人の健康水準が総じて高かったことが新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がらなかった要因の1つではないかと主張した。

 また記事は、日本国民の医療に関する知識レベルも総じて高く、感染症をきちんと理解していたため、1人1人が日常生活のなかで感染予防対策を講じることができたと指摘。しかも、日本人は玄関で外履きを脱ぐ習慣があること、新型コロナウイルスの出現以前にすでにマスクを着用する習慣があったことなど、日本人の自律性や個人衛生に対する意識の高さが、日本における感染拡大を大幅に抑制したのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)