警察庁によれば2019年の日本の交通事故死者数は3215人で、1948年の統計開始以来3年連続で最少記録を更新した。中国メディアの快資訊は9日、日本ではなぜ交通事故が少ないのかと疑問を投げかける記事を掲載し、日本の交通事故が少ないのは「3つの要因が揃っているからだ」と説明した。

 記事は、総人口に対する交通事故死者数の比率で、日本の数字は米国と比べると非常に小さいと指摘。しかも、日本の人口密度は米国よりも圧倒的に高いとし、では人口密度が高い日本はなぜ交通事故死者数が少ないのかと問いを提起した。

 この問いに対する答えは「3つの要因にある」と主張し、その3つとは「運転免許取得のための教習がしっかりしていること」、「交通違反に対する厳格な罰則の存在」、そして、「日本人のモラルである」と説明した。
 
 運転免許取得について、中国の場合は運転免許取得が簡単であるのとは対照的に、日本の場合教習生は「いかなる間違いも許されない」と紹介、それゆえ日本の運転免許は世界的に見ても「難しい部類に入るのではないか」と論じた。

 また、日本では交通違反に対して中国人からみれば非常に高額の罰金が科されると紹介、しかも、運転中にスマートフォンを使用するという「中国では多くのドライバーが普通に行っていることに対してさえも罰金が科される」と強調した。

 さらに、日本の路上では、ドライバーも自転車に乗る人も歩行者もすべてが譲り合いの精神を示すと絶賛し、これは交通問題を解決するために絶対に必要な要素だと指摘。日本の場合、モラルの高い人が総人口に占める割合が中国よりも多いと強調し、これが日本で交通事故が少ない要因となっていると指摘した。

 小さな子どもから高齢者まであらゆる人が信号無視する中国社会とは異なり、記事は「日本では信号無視する人は少ない」と称賛しているが、中国社会には自分自身の都合を交通ルールよりも優先させる傾向があり、これが交通事故の主要な原因の1つとなっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)