日本には様々な観光資源があり、富士山、桜、各地の観光地も中国人観光客にとって魅力にあふれている。さらに、日本の食文化に憧れ日本に訪れる観光客も多い。中国メディアの百度は、日本の4大料理(寿司、天ぷら、ソバ、うなぎ)の一つである天ぷらに、日本にしかない一風変わった料理があると紹介している。「中国人でもまさかこれが食材になるなんて思いもしなかった!」と驚きを隠せない食材とは一体何か。

 答えはずばり「紅葉」だ。記事は大阪府箕輪市の老舗もみじてんぷら専門店「久国紅仙堂」について紹介している。この「紅葉天ぷら」は歴史も長く、創業は1940年と既に80年の時を経ている。

 記事ではその調理法を説明している。実際に天ぷらとして使われるまでには長い期間を要する。「久国紅仙堂」では、材料の紅葉を独自に栽培、天ぷらとしておいしく上がる食材を追求し無農薬で育てている。その後選別され洗われその後一年間塩漬けにされて水洗いされたのち、ようやく食材になるという。さらに、衣をつけて20分弱火で上げられると「紅葉天ぷら」のできあがりとなる。つまり、「紅葉」ならなんでも食べられるというわけでもなく、厳選され下準備された紅葉だけが使われているというわけだ。

 てんぷらは中国人観光客にも人気の料理の一つ。その天ぷらに、まさか中国では食材として誰も見向きもしない紅葉を使うなんて、と驚きを隠せない。中国には、「四つ足で食べない物は机と椅子だけ、二本足で食べない物は両親だけ、空を飛ぶ物で食べないのは飛行機だけ、水中に居る物で食べないのは潜水艦だけだ」ということわざもあるぐらい、どんなものでも食材にしてしまう。その中国人を驚かせてしまう日本人の「食材開発力」はやはり本物と言えそうだ。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)