新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中国でも学校は一時休校となっていたが、すでに小中学校は授業が再開されていて、子どもたちの賑やかな声が戻ってきている。

 中国でも勉強道具がたくさん詰まった大きなリュックを背負っている小学生の姿を見ることができるが、日本の小学生のような「ランドセル」を背負っている子どもを見かけることはない。

 中国メディアの百家号は9日、日本の小学生が使用するランドセルを紹介する記事を掲載し、「機能性に優れているだけでなく、子どもたちへの愛が詰まっているカバンだ」と伝えた。

 記事はまず、日本の小学生と言えば、中国で「小丸子(シャオワンズ)」として知られる「ちびまる子ちゃん」を連想する人が多いと紹介。その中でも特にちびまる子ちゃんたちが登下校時に使用している「ランドセル」は多くの中国人が関心を寄せるところとなっていると伝えた。

 続けて記事は、日本の小学生が使用するランドセルの平均相場は約3200元(約5万円)で、中国の地方都市であれば平均月収に相当するような額であるが、高いだけあって耐久性や機能性に優れていると紹介。小学生は6年間で体型が大きく変化するが、ランドセルは肩ベルトの長さが調節可能であるなど、「体型が変化しても体の変化に合わせて調整できるため、小学校の間はずっと使い続けることができる」のだと論じた。

 他にも記事は、傷が付きにくい加工、防水加工、そして、背中の通気性も考えられていて、さらに車のライトなどに反射する塗料が塗り込まれた反射材も付いていて、子供の安全も考えられていると伝え、「機能性に優れているだけでなく、ランドセルには子どもたちへの関心や愛が詰まっている」と強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)