東京・上野動物園で生まれ、大フィーバーを巻き起こしたジャイアントパンダのシャンシャンが、12日に3歳の誕生日を迎える。本来は出生24カ月で中国に引き渡される予定だったが、貸出期限が1年半伸びて今年12月31日となったことで、3歳の誕生日を生誕の地で迎えることができた。現在海外にいるパンダはすべて中国からのレンタルという形になっており、中国政府はパンダを外交のアイテムとして積極的に利用している。

 中国のポータルサイト・百度に10日「同じ隣国なのに、どうしてわが国は日本にたくさんパンダを貸し出し、インドには1頭も貸し出さないのか」とする記事を掲載した。

 記事は、インド人もパンダを愛好しており、インド政府が中国政府に対してパンダのレンタルを希望しているほか、民間でもパンダに関するイベントが盛んに行われとする一方で、これまで中国政府はインドにパンダを貸し出したことがないと紹介。その理由について分析している。

 まず、大きな理由として気候の問題を挙げた。インドは熱帯モンスーン気候に属し年間を通して高温で、乾季と雨期がはっきり分かれているが、このような気候条件がパンダの生活には適さないと説明。パンダの生活に適した気温は10~22℃であり、インドの自然環境でこの条件を満たすことは難しい野だと伝えた。

 また、パンダを飼育するには非常に高いコストが必要であり、そのコストを賄えるのは一部の国にすぎないと指摘。仮にレンタル費用を支払うことができたとしても、パンダを育て、生活させるためのお金がないことには、自国にパンダを呼び込みようがないのだとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)