中国メディアの百家号はこのほど、日本の航空会社が提供する機内食は「精巧で手が込んでおり、日本人の繊細な感覚を見事に表している」と伝える記事を掲載した。

 北京から深センまではおよそ2000キロメートル離れていて、高速鉄道を利用しても9時間はかかるが、飛行機であれば3時間半ほどで到着できる。それゆえこれだけ長距離の場合は高速鉄道よりも飛行機のほうが便利だと言える。

 記事は、日本と中国の航空会社で大きく異なるものの1つに機内食があると紹介し、「機内食だけを見ても、日本人の繊細な感覚が十分に伝わってくる」と紹介。日本を訪れたことのある中国人は「日本人の生活は様々な面で細かく配慮が行き届いていることを知っている」と強調しつつ、「これは日本の空港会社の機内食を見ても明らかだ」とし、写真を紹介した。

 続けて、機内食は「基本的に空腹を満たせればそれで良い」というのが中国人の感覚だとしながらも、日本人は「空腹を満たすどころか、栄養バランス、味、見た目の美しさにまでこだわっている」と説明。それゆえ、中国人が日本の航空会社の機内食を見ると、「まるでレストランの食事と同じか、それ以上の食事のようで驚いてしまう」と紹介した。

 また記事は、日本の航空会社の機内食は「鮮度管理が厳しいため食材が非常に新鮮で、冷たいものは冷たく、温かいものは温かい状態で提供されるので、まるで出来立ての料理のようだ」としたほか、「メニューに記載される写真と実物に差が無い」のも中国の機内食との違いの1つだと論じた。

 中国では商品の写真と実物に大きな違いがあることは普通のことなので、機内食も写真と実物が全くかけ離れていても致し方なく、そもそも機内食にそこまで期待していない中国人も多いだろう。もちろん、中国の航空会社も中国人の好みにあった機内食を提供しているとしても、「日本の機内食はレベルが圧倒的に高いため、比べることは不可能だ」と嘆いている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)