中国のポータルサイト・百度に9日、「中国のパスポートでノービザ待遇が受けられるのは71カ国・地域なのに、どうして日本は191カ国・地域から受けられるのか」とする記事が掲載された。

 記事は、英コンサルティング企業ヘンリー&パートナーズが今年1月に発表した、ビザなし渡航可能国・地域の多さによる「最強パスポートランキング」にて、191カ国・地域の日本が3年連続で1位となったことを紹介。一方で中国は71カ国・地域の72位にとどまっているとし、日本のパスポートが「強い」理由を5点挙げて解説している。

 まずは、日本の経済が発展していることを挙げた。日本は現在世界第3の経済大国であり、国民の収入も高水準にあるため、多くの国・地域から不法滞在、不法就労するリスクが低いとみなされていると伝えた。また、日本国内の貧富格差が小さいことを2番めの理由とし、これもやはり現地の不法滞在や福利政策の濫用などといったリスクが低いと判定される根拠になっているとした。

 3つめの理由は、海外投資が多いこと。日本は多くの国・地域に対する支援を行うとともに、海外投資を積極的に行っており、その規模は非常に大きいと紹介。多くの国・地域は日本からの投資を望んでおり、その姿勢がノービザ待遇という形にも表れているのだと説明した。

 これまでの3つはいずれも経済的な理由だったが、4つめに挙げたのは日本国民のモラルが高いことだ。古代中国の礼儀を重んじる文化を受け継ぎ、なおかつ長きにわたり教育を重視してきた日本人は高い素養を持ち、世界に良好なイメージを与えており、それが自ずとノービザ待遇につながると伝えた。そして、最後の理由として日本が米国の同盟国であることに言及している。

 記事は最後に、日本がこれほど多くの国・地域からノービザ待遇を得られるのは、日本の総合力が高く、なおかつ世界各国からその実力が認められているからなのだと結論付けた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)