中国のポータルサイト百度に7日、日本の弁当について「清、新、淡、雅」が備わった高尚な食べ物であるとする文章が掲載された。

 文章は、日本料理の主な特徴を「清、新、淡、雅」とし、「清」は清潔で衛生的、「新」は食材の新鮮さ、「淡」は料理の味わい、「雅」は日本料理が持つ雰囲気や趣であると紹介。そして、この「清、新、淡、雅」で表わされる日本の飲食文化は弁当にも影響を与えているのだと伝えた。

 そして、日本の弁当はあらゆる食材について「一口」で食べられるように工夫が凝らされているほか、盛り付けも実に多種多様、色彩感や季節感に富んでおり、食べる人の感覚器官を刺激するとした。また、弁当箱の形状もシンプルな四角いものから、かわいらしいデザイン、立体的なデザイン、丸みを帯びたデザインなどバリエーションが豊かだと紹介している。

 さらに、弁当箱について形状だけではなく素材に対するこだわりも見られるとし、木でできた弁当箱は中身の温度、湿度、水分を調節する機能があり、特に梅雨の多湿時における変質を防いだり、冬にご飯が冷えすぎて硬くなるといった問題を防いでくれると伝えた。

 文章は日本人が作る弁当について「使う食材はポピュラーなものばかりだが、色合いを十分に考慮して丁寧に盛りつけをすることで、食べ物を芸術品にするのである」と評している。

 蓋を開ける時のワクワク感、そして開けた時に広がるおいしいにおい。冷めていてもおいしいおかず・・・家庭で毎日作られている弁当から、特別な日に食べる仕出しの弁当に至るまで、日本の弁当は確かに1つの「文化」と言える存在なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)