日系車とドイツ車が高い人気を誇る中国の自動車市場だが、中国の自主ブランドも政府の保護政策などが功を奏し、近年では4割前後のシェアを占めるほど存在感を示すようになってきた。しかし、いまだに「心臓部分」は日本メーカー頼みだという。中国メディアの今日頭条は5日、日本のエンジンは多くの中国車を「養ってきた」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本車は世界から認められており、それは中国でも同じだと紹介。その主な理由は「自動車の心臓部分、すなわちエンジン部分」の質の高さにあると称賛している。エンジンはそのメーカーの実力を示すと言っても過言ではないだろう。

 最近では中国の自主ブランドメーカーでもオリジナルのエンジンを製造しているとはいえ、今でも日本のエンジンを使用している車種は多く、三菱のエンジンは、中国では2000年頃という早い時期から導入されているため、中国人ユーザーには特になじみが深いようだ。

 では、「自動車の心臓」がいまだに海外頼みなのは「恥ずかしい」ことなのだろうか。記事に対して、ユーザーからコメントが寄せられているが、エンジンの開発には時間とお金がかかるのだから仕方がないという意見が多くを占めていた。

 ある人は「他人の技術を使うのは恥ずかしいことではないが、他人の技術を使っておいて大口をたたくことが恥ずかしい」という人もいた。いずれにしても、中国の自動車メーカーが「心臓部分」とまで言われるエンジンに自信が持てるようになるまでには時間がかかりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)