中国では「日本は天然資源に乏しい国」という見方が一般的だ。確かに日本は四方を海に囲まれていて、国内から産出する資源も限定的だ。レアアースや石炭、銅など、様々な資源が豊富に存在する中国から見れば、日本は確かに資源に乏しい国に映るだろう。

 中国メディアの騰訊は6日、「日本は資源に乏しい国なのに、なぜ先進国になることができたのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、日本には海洋資源は豊富にあるとしながらも、国土からは石灰石や鉛、銅、石炭などが採れるくらいで、ほかには大した資源は産出せず、資源の多くを海外からの輸入に頼っていると強調。特に石油や天然資源といった重要なエネルギー資源はそのほとんどを輸入していると指摘した。

 続けて、日本が資源の多くを輸入に頼っているのは事実であると強調する一方、日本の国内総生産(GDP)は世界3位だと指摘。しかも、米国のグローバル・ ファイヤーパワー(Global Firepower)では、2019年の軍事力ランキングで日本は英国すら上回る6位だったと紹介し、「天然資源がない日本がこれだけの発展を遂げたのは素直に驚き」であると強調した。

 記事は、日本が天然資源のみならず、食糧なども大量に輸入していることを指摘し、それでも日本がこれだけ豊かで、先進国でい続けられるのは「技術があるからだ」と強調。海外から輸入した資源に「技術で付加価値をつけて輸出する」ことで利益を得ており、日本は資源がないからこそ技術を発展させてきたのだと強調し、日本が強大な国になった秘訣を学び取ることは中国にとって「悪いことではない」はずだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)