中国メディア・東方網は6日、100年以上の前の日本を撮影した古い写真を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、川の両脇に白壁の建物が所狭しと建ち並び、川面には大量の物や人を載せた船が数多く行き来する様子が撮影された写真を紹介。「パッとこの写真を見せられた時に、中国の江南地方にある小さな村の様子だと答える人もいるかもしれない」としたうえで、実際は1910年前後の東京の様子を写したものであるとした。

 そして、建物や船などを見ると古めかしさを感じるものの、その一方でとても美しい印象を覚えると評したほか、かつて江戸と呼ばれた東京は1800年代当時、世界で唯一100万人の人口を有する都市だったと説明。それが近代、現代の急速な発展を経て、今では約1400万人の人口を抱える超巨大都市に変貌したと伝えている。

 次に紹介した写真は、明治維新から間もない1869年の横浜近郊の様子を撮影したものだ。川沿いに2、3軒建つ民家はいずれも茅葺き屋根であるとし、江戸付近でも当時の民家はほとんどが茅葺き屋根だったとした。また、横浜が開港して外国人が多くやってくるようになると、清国から多くの人がやって来て通訳の役割を担ったり、現地で商売を始めたりしたと紹介。このような経緯があったことで、横浜には日本最大のチャイナタウンである中華街が存在するのだとした。

 100年前の日本の写真を見ると、現在とあまりに大きく違う様子に驚く。それだけ100年の間にさまざまな変革が起こり、多くの事件が起き、建設と破壊が繰り返されてきたということだ。そして忘れてはいけないのが、激動の歴史の中で生きてきた人びとの「より良く生きよう」とする努力ではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)