中国人からすると、日本の子どもたちは「幼くても独立心がある」ように見えるという。中国メディアの百家号はこのほど、日本では「子どもたちだけで外に出て、何かをすることができるのは、日本では人さらいがいないためであり、誘拐される心配がないためだ」と主張する記事を掲載した。

 中国では年に20万人もの子どもが行方不明になるとも言われており、「急にいなくなった我が子を探す親の姿」や「数十年ぶりに再開した親子の姿」が報じられるのは全くもって珍しいことではない。それゆえ中国の親たちが、自分の子を学校に送り迎えをするなど「誘拐されないよう常に警戒する」のは当たり前のことと言えるだろう。

 記事は、「中国の都市部の治安は徐々に良くなっている」としながらも、社会の暗部はいまだに存在し、「人販子」と呼ばれる人さらいもいまだに存在すると強調。「人販子」は親がちょっと目を離した隙などに子どもをさらっていき、遠く離れた場所に売り飛ばしてしまうと指摘、「たった数千元、数万元の利益のために他人の家庭をぶち壊す人販子は許すことができない」と強調した。

 だが、中国は「人販子が最もはびこる国の1つだ」と主張し、なぜなら人販子は「まったく元手がかからない職業」だからだとし、中国で誘拐される子どもの数は年10万とも20万とも言われていると指摘する一方で、中国人にとっても身近になった日本のアニメでは「子どもたちだけで外で遊ぶシーン」や「子どもだけで外出することについて、保護者が警戒すらしないシーン」がたくさん出てくると強調。これは日本では中国のような誘拐事件が多発していないことを示すと指摘し、誘拐の心配をすることなく日常を過ごせる日本の環境に羨望の眼差しを向けた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)