梅雨前線が徐々に北上しており、日本列島の多くの地域で間もなく梅雨の時期を迎える。この時期外出する際に手放せないのが、雨傘だ。ところで、外出する時点ですでに雨が降っていた場合、折り畳み傘を持ち出すだろうか、それとも長傘を使うだろうか。

 中国メディア・東方網は4日、「日本人はどうして折り畳み傘よりも長傘を好んで使うのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本が四方を海で囲まれた島国であり、雨が多く風も比較的強いと紹介。このような自然環境において、コンパクト性を主眼において作られた折り畳み傘は柄や骨がどうしても小さくなり、強度面に不安があるとした。一方で長傘は骨組みがしっかりしているうえ、傘の面積が広いため風雨をしっかり防ぐことができると伝えた。

 また、折り畳み傘は確かに持ち運びに便利ではあるものの、日本の公共エリアには必ずと言っていいほど傘立てが設置してあるため、長傘を持ち歩いていてもそこまで不便を感じることがないのだとしている。

 さらに「日本人は他人への配慮を重んじる部分がある」とした上で、雨に濡れた折り畳み傘をたたむ際にうまくたためず水滴が飛散し、他人に迷惑をかける可能性があるのに対し、長傘をたたむ場合は水滴があまり飛び散らないので安心して使えるとも説明。このほか、コンパクトで軽量ながら強さに欠ける折り畳み傘はあくまで緊急用であり、しっかり雨が降っている日には丈夫で実用性が高い長傘を使いたがる傾向もあると伝えた。

 記事は、昨今では雨傘のデザインも多様化しており、コンパクトながらも開くと大きなものや、骨の数が増えてより丈夫になったものもあると紹介。日本の雨具の売り場では、折り畳み傘よりも長傘の方が品揃えも多いと紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)