「ご飯を食べましたか」という言葉が挨拶になるほど、中国人にとって「食事」は重要な意味を持ち、食に対して強いこだわりを持つ中国人は多い。中国メディアの百家号は2日、美食を求めて日本を訪れた中国人観光客が衝撃を受けたという「デカ盛りグルメ」について伝える記事を掲載した。

 旅行の楽しみは様々あるが、中国には美味しいものを食べるためなら時間や労力を惜しまない「吃貨」と呼ばれる美食家がおり、彼らは日本の美食にも強い関心を持っているようだ。

 記事は、「吃貨」と呼ばれる人びとの食に対するこだわりを軽く見てはならず、彼らは国内に留まらず、美食を求めて世界各地を旅すると紹介する一方、「時に文化の違いに直面し、その体験を笑い話として持ち帰る」として紹介。

 ある中国人の「吃貨」は日本を訪れ、日本で最も多く見かけるのはラーメン店であることに気づき、日本式のラーメンを味わってみようと入店。中国で一般的に知られる拉麺とは異なり、「玉子、のり、肉などがトッピングされているが、麺の量が若干少ない」と感じ、お腹が満たされないのではと心配になったという。

 そこで、注文の際に「肉を多めに入れて欲しい」と念を押したところ、出てきたラーメンには肉の塊が溢れるほどに盛り付けられており、余りのボリュームに呆然としてしまったと伝えた。

 恐らく「肉を多め」にという要求が、店のメニューにあった「デカ盛り」として注文されてしまったようだが、中国には日本のようなデカ盛りメニューはないばかりか、中国でメジャーな蘭州ラーメンには、葱と薄く切られた牛肉が数枚トッピングされているだけなので、この中国人はあまりの違いに度肝を抜かれてしまったようだ。この体験から「吃貨」の中国人筆者は「日本の一杯のラーメンに載せられている量の肉は、中国の蘭州ラーメンの店が1カ月で使う肉の量に匹敵する」とジョークを交えて伝え、中国にはない「日本のデカ盛り」という食文化を紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)