中国メディア・東方網は4日、「日本人の防災意識は、いったいどれだけ高いのか」と題し、日本の家庭における実際の非常用品の備蓄状況を紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本が自然災害の多発国であることは広く知られており、このため日本では行政がしばしば避難や防災に関する知識を普及させるための活動を行い、防災意識を高めていると紹介。以前日本のテレビ局が実施した防災意識調査では、8割の市民が備蓄に対する関心と意識を高めていると答えたことが明らかになったとした。

 そして、普段から備蓄をしているという日本の家庭の様子を紹介。1つめの家では1部屋が備蓄用スペースとして用いられており、そこには各種食べ物、水、包帯、タオルなどの非常用品が一通り揃えられ、部屋いっぱいに用意されていたことを伝えた。

 また、もう1つの家庭でも防災物資が段ボール箱数箱分用意されており、一家5人が数日間過ごせる物資が確保されていたほか、非常時に使い捨てのまな板代わりになるというクッキングペーパーも備えておくなど、非常時には限られる水資源の節約につながる工夫も見られたとしている。

 記事はその上で、これらの家庭からは、日本政府による防災の宣伝や啓蒙が人びとの心に深く浸透していることが伺えると評価。「備蓄方法などに課題はあるようだが、それでも市民の防災意識は他国に比べると十分高いのである」と伝えた。

 備蓄品を一から揃えるのはなかなか大変だが、揃えた備蓄品を定期的にチェックする作業も手間がかかる。特に食品は賞味期限に注意し、定期的な「棚おろし」をする必要がある。これから雨が多くなり、さらには台風の季節もやってくる。その前にわが家の備蓄を点検してみるといいかもしれない。(編集担当:今関忠馬)