日本では幼稚園や小学校で、子どもたちにあえて屋外や運動場で「はだし」で過ごさせることがある。一方、中国では手足の冷えは風邪や体調不良を引き起こす原因と信じているため、子どもに無理にでも靴下や運動靴を履かせる家庭も多い。では、実際のところ厚手の靴下をはかせる「中国式」がいいのか、それともなるべく子どもをはだしで過ごさせる「日本式」がいいのか。中国メディアの百度は結論として「日本式が子どもの脚部の発育には良い」と結論を述べている。一体なぜ「日本式のはだし育児」が子どもの健康に良いのか。

 まず、中国メディアは老舗靴メーカーのアサヒシューズの調査結果を紹介し、靴選びと子どもの足の発育に関する調査を紹介している。調査によると、1歳~10歳の子どもたちの足裏を調査し、足裏の健全な成長には10歳までの靴選びが重要で、特にはだしの状態が足裏が地面に密着することで足裏の成長が促されるとの調査結果を紹介している。逆に、子ども時代に無理やり合わない靴や分厚い靴下を履かせると偏平足や外反母趾になるリスクもある。

 記事は他にもこの「はだし育児」のメリットをいくつか紹介している。まず一つ目は「はだし育児」が子どもの脳の発達に役立つ、という点。足裏の末梢神経をはだしで刺激することは、脳の成長を促す効果もある。二つ目は、はだしで過ごすことは子どもの自律神経を刺激し、体温調整を促す効果もある。また、乳幼児などには無理やり靴下をはかせる必要はなく、歩き始めの赤ちゃんがはだしで歩くことで、足の筋肉や人体を鍛え足首の柔軟性を育てる効果もある。

 もちろん、どこででもはだしになるのは危険で、日本では「はだし保育」に適した安全な運動場を整備している幼稚園があり、ヨーロッパでも安全な「はだし公園」が整備され、親子ではだしで走り回れる環境ができている。

 中国でも金銭的に余裕のある家庭では子どもにブランドの運動靴をはかせることも流行っており、子どもの靴選びも関心のある話題のようだが、「子どもには安全な環境で、なるべくはだしで過ごさせてみよう」と結んでいる。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)