日本では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために非常事態宣言が出されたが、東京を含めすべて解除された。週末は久しぶりに人の姿が街に戻り、東京では学校も本格的に再開された。中国メディアの百家号はこのほど、「緊急事態宣言を解除するほどの自信はどこから来たのか」と題する記事を掲載した。その理由を知ると「日本人はやはり恐ろしい」としている。

 記事はまず、日本における「コロナとの戦い」の期間の短さを指摘。4月7日に緊急事態宣言を出し、翌月の25日には解除できており、日数にして「わずか48日」で目処が付いたというのには驚かされると伝えている。

 しかし、新規感染者数はまだゼロではなく、毎日のように新たな感染者が出ている。では日本は「なぜ解除する勇気」があったのだろうか。記事は2つの理由があると分析、これを知ると改めて日本が恐ろしくなると伝えている。

 その1つの理由は「医療水準の高さ」だ。日本の医療環境や医療サービスの質は世界一流であり、平均寿命も高いと指摘。そのため、緊急事態宣言を解除しても新型コロナ感染者を治療できるのだとしている。

 2つ目は「強い自律性」だ。災害に面すると「超人的な粘り強さ」を発揮する日本人は、今回のコロナウイルスにおいても自律性をいかんなく発揮し、外出時にはマスクを付け、ウエットティッシュを持ち歩き、公共の場所では手すりに触れないなど徹底していたと紹介。現在の段階での緊急事態宣言解除に第2波を心配する人もいるが、これだけ自律性が強ければ第2波が深刻化する可能性は他国に比べて小さいのではないかと推測した。

 日本の緊急事態宣言解除は、他国のロックダウンと比べてもかなり早い方であり、米国などの海外とは一線を画していて、中国では称賛の声が上がっている。同時に、「日本人の恐ろしさ」を再認識させることにもなっているようだ。とはいえ、記事でも指摘しているように第2波には警戒が必要だ。緊急事態宣言は解除されたとはいえ、引き続き警戒が必要であり、中国人の称賛する自律性を引き続き示していきたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)