「家と車」を所有している男性でなければ結婚できないというのは中国社会における常識だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本では結婚するために「必ずしも家や車を所有している必要はない」という話は本当なのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、経済面でのストレスが増大し続ける今日の中国社会において、中国人女性の多くは経済面での不安を抱えており、裕福な男性と結婚したいと願っていると紹介。逆に、こうした状況は家や車のみならず、相手の家族に満足してもらえるだけの結納金を準備しなければならないという経済的圧力を中国人男性にもたらしていると指摘した。

 続けて、中国と同じアジアの国である日本では「結婚するにあたって、男性は家も車も所有している必要がないというのは本当か」と疑問を投げかけ、日本人の多くは結婚前に家を買うのは「あまり適切ではない」と考えていると紹介。なぜなら多くの日本人女性は結婚の前後では出産を含めて生活環境が大きく変化し、同時に生活に適した家の間取りも変化することを知っているからだと伝え、結婚して一緒に生活を始めた後に夫婦が相談して家を買うほうがトラブルが少ないことを知っているからだと説明した。

 また自動車についても、日本は公共交通が非常に発達しているため、日本の若者たちは初期の結婚生活に必ずしも車が必要だとは考えていないと指摘する一方、日本人女性はむしろ結婚相手の男性に一定の預貯金を持っていることを望んでいると論じた。

 中国の女性は結婚相手の男性が結婚する前に家を所有しているか、あるいは住宅ローンを安定して支払える仕事があることを希望する人が多い。これは、賃貸ではなく自分の家があれば、たとえ仕事を失ったとしても命をつなぐことはできるという考えに基づいているが、中国の場合、男性が自分の家を持っていれば、その男性に預金がないという状況は結婚の大きな妨げにはならないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)