中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本は挫折や失敗に直面するたびに強くなってきた国だ」と論じる記事を掲載し、なぜ日本は挫折に負けるどころか、挫折前よりも強大になれるのかと問いかけた。

 記事はまず、国家の繁栄は「その国が置かれた環境や時勢といった要素よりも、その国の国民性や精神、文化といった要素に大きく左右される」と主張したうえで、日本は天然資源に乏しく、自然災害も多い不利な環境にありながらも世界第3位の経済大国かつ先進国として世界をリードする国の1つとなったと指摘した。

 しかも、日本は第2次世界大戦で焼け野原になった国でもあるとし、それでも日本が急激な復興を遂げたのは、日本人は強い危機意識を持ち、現状に甘んじない精神を持っているうえ、忍耐強いため苦労を厭わない強い精神力を持っているためだと主張。さらに、日本人は、教育を重んじ、団結力と進取の精神に富むと指摘し、このような精神性を持つ国民は世界的に見ても非常に珍しいと指摘した。

 また、日本人の最も優れた特性は「学習能力の高さ」であるとし、古くは中国に学び、近代では西洋に学び、国を成長させてきたと指摘。特に近代では鎖国の最中にペリーが来航し、一時的には国家存亡の危機すらあったが、明治維新を成し遂げて列強になったと指摘。第二次世界大戦での敗戦や東日本大震災など、日本は「挫折や失敗、危機に直面するたびに強くなってきた」と指摘した。

 記事には、中国のネットユーザーから様々なコメントが寄せられていて、たとえば「日本人は常に反省をしている民族だ。テレビのニュースを見ていると、国全体が批判と反省に満ちていることがわかる」という意見があった。確かに中国では国や政治に対する批判が公然と行われることはなく、報道などで見られるのは自画自賛ばかりだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)