中国メディア・東方網は27日、日本のマンションと中国のマンションについて「細かい部分からその差を考える」とし、日本のマンションの特徴について紹介する記事を掲載した。

 まず最初に挙げたのは、エントランスのセキュリティがしっかりしていることだ。記事は、日本のマンションの入口は基本的に自動ドアになっており、外側からはカギあるいはエントランスカードがなければ入れない仕組みなっていると紹介。また、管理員や警備員が常駐しているため、治安状況はすこぶる良好だとしている。

 次に、ベランダが緊急時の避難をしやすい設計になっているとした。部屋と部屋の間は壁ではなく厚さ5センチほどのプラスチック板で仕切られており、緊急時にはこの板を破って隣に避難することができるとしたほか、床の蓋を開けると非常はしごが出てくる設備も取付けられていると伝えた。

 さらに、日本のマンションは中国よりも共用スペースが少なく、各戸の使用面積が大きく取られているほか、家電製品や家具なども部屋のサイズに適したものが採用されており、実際の面積よりも広く感じさせる空間利用の工夫が施されているとした。また、棚やキャビネットを多く設置してあること、引き戸を多く採用することも空間の有効活用に一役買っていると紹介した。

 このほか、多くの物件では開放的なカウンターキッチンが採用されており、リビングと一体化することで空間をさらに有効に利用することができると説明。シンクも大きく深く設計されており、食材や食器が洗いやすくなっているとした。

 最後に、大きなポイントとして、日本のマンションでは浴室、洗面台、洗濯機、トイレの4つの空間が完全に分離しており、それぞれの空間は決して広くないものの、換気機能をはじめとする機能性が充実している点を挙げた。

 記事は「総じて、日本人は本当に空間の利用が上手であるとともに、細かい部分の設計を非常に大切にする。この点は、われわれも学ぶに値する」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)