世界から称賛されている日本人の「民度の高さ」。全国で非常事態宣言が解除されたことを受け、海外からは日本が新型コロナウイルスの感染抑制に成功したとの見方が広がっているが、中国メディアの今日頭条は27日、「日本人の民度は普遍的に高いが、新型コロナ対応の成果と関係があるのか」と題する記事を掲載した。

 日本で新型コロナウイルスの感染者が欧米のように爆発的に増えることなく、抑え込むことができた理由には様々な説があるものの、これといった確証はない。記事は、日本人の民度の高さと関係があると推測し、いかに民度が高いかを紹介した。

 例えば、日本では人が集まるところでもきれいな状態が保たれると紹介。サッカーワールドカップの試合後、日本のサポーターがごみを拾うのは有名な話で、海外サポーターにまで徐々に広がっている。記事は、観客のマナーが高いのは野球の試合でも同じだと指摘。ビールの売り子がいることからも民度の高さがうかがえるとした。日本では飲み終えたごみをグランドへ投げ捨てることはないが、中国だったら間違いなく投げつける人が出てくるという。

 また、日本人は「誠実」だと称賛。お花見ではビニールシートで場所取りをするのが習慣になっているが、その場を離れてもビニールシートがそのままになっていることに驚いている様子だ。中国だったらすぐになくなってしまうのだろう。また、落としたお金を盗む人がいないことや、他の人が困っているのを見て追い打ちをかけることも、自分より優れている人に嫉妬することもなく、団結力があると称賛している。

 記事が新型コロナ抑制に関して、日本人の民度に着目して関連性を見出そうとしているのは興味深いことだ。実際に新型コロナの感染拡大防止にどれだけ関係があったかは分からないが、これを機に日本人の民度の高さや良い習慣が見直されているというのは確かなようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)