中国メディア・東方網は27日、長寿で知られる日本において、長野県がトップの長寿県になった理由について紹介する記事を掲載した。

 記事は、本州の中部に位置し、「日本のスイス」と称されることもある長野県が日本で最も長寿な都道府県になっていると紹介したうえで、長野が日本一の長寿県になった理由を4つ挙げて説明している。

 1つめは、環境が良好で空気がきれいなこと。長野県は年間の日照時間が2000時間に達し、年間の平均気温が12度前後で、湿度が比較的低く、快適な気候であるとした。また、県内には日本有数の高山地帯がある一方で、広くなだらかな高原地帯もあり、山あり水ありの美しい環境が整っていると紹介した。

 2つめは、長きにわたり運動を重視してきたことを挙げた。1971年に県がスポーツによる健康維持制度を打ち出し、毎日体を動かすこと、定期的に検診を受けることを奨励して、県全体の健康レベルを高めたと説明したうえで、同県では毎日朝晩に多くの人がジョギングや各種球技などのスポーツに勤しむ様子が見られると伝えた。

 3つめは、野菜をたくさん摂取する食習慣だ。自然環境に恵まれた同県では農作物の生産量が豊富で、野菜の摂取量が日本でトップクラスであると紹介。また、同県は健康にいい蕎麦の名産地としても知られているとした。

 そして4つめは、食事における減塩の取り組みを挙げた。記事は、1981年に同県で1日あたりの食塩摂取量目標値が初めて発表され、長きにわたる啓蒙、宣伝活動、食生活改善の取り組みにより塩分摂取量を大きく減らすことに成功したと紹介している。

 健康な体はバランスの取れた食事と、適度な運動によって成り立つもの。長時間の「巣ごもり生活」ではどちらの要素も崩れてしまっている可能性がある。これから暑くなるなかで、体調管理はなおのこと大切だ。感染防止に気を配りつつ、猛暑が来る前に食習慣や運動の習慣について見直しておくことも必要かもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)