中国メディア・東方網は26日、中国が世界最大の「イヌ大国」であり、その数は日本の人口を超えるとする記事を掲載した。

 記事は、現代の中国ではイヌをペットとして飼育する人が非常に多く、イヌの散歩が多くの人の日常的な活動になっていると紹介。人口が世界一の中国は、イヌの生息数も世界で最も多く、1億3000万頭いるとした。そして、日本の総人口約1億2000万人よりも多いと伝えている。

 また、中国は「イヌ大国」であると同時に「狂犬病大国」でもあると指摘。中国で毎年狂犬病対策として用いられる金額は100億元といわれており、世界の80%の狂犬病ワクチンが中国で利用されていると伝える一方で、巨額の費用が投じられるも効果は思わしくなく、毎年狂犬病による死者が2000~3000人ほど発生していると紹介した。

 記事は、中国ではなおも狂犬病の少なからぬリスクが存在するにもかかわらず、人びとの生活水準の高まりとともにイヌの飼育がブームになっており、昼間仕事で忙しくしていた会社員が帰宅後に愛犬を伴って楽しそうに散歩したり、旅行に一緒に連れて行ったりする光景を見かけるのだとしている。

 先日、日本国内で14年ぶりに狂犬病の発症が確認されたと報じられた。発症したのは来日前にイヌに噛まれて感染したと見られる外国人とのこと。ヒトからヒトへの直接感染はないとされるが、致死率ほぼ100%という恐ろしい狂犬病について改めて理解するとともに、世界ではまだまだ狂犬病になるリスクが少なからず存在することを認識すべきだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)