中国メディア・東方網は26日、日本女子卓球界のホープ・木原美悠選手が福原愛さん、石川佳純選手に続く「流暢な中国語を操る日本人選手」だと紹介する記事を掲載した。

 記事は、近年日本の女子卓球界の全体的な実力が向上し続け、中国の大きなライバルになっているとし、背景の1つには日本の協会が中国籍のコーチを積極的に呼び寄せていることがあると紹介。このため日本人選手の中にも流暢な中国語を操る選手が少なからずおり、福原さん、石川選手に続き、15歳の木原選手も「中国語10級レベルの選手」なのだと伝えた。

 日本では「級」は数字が少ないほどランクが上というイメージがあるが、中国の場合は逆で数字が増えるほどランクが高くなる。「中国語10級」というのは、ネイティブ顔負けの流暢な中国語を操れるという評価だ。

 記事が木原選手の中国語に注目するきっかけになったのは、新型コロナウイルスの影響で日本の選手たちが各自トレーニングを続けるなか、木原選手が先日中国語でファンにあいさつをする動画を公開したことだ。動画内の木原選手の中国語について「とても標準的」と評したうえで、中国のネットユーザーからも「発音がきれいで、素晴らしい」、「ここまでのレベルとは」と賞賛が出たとしたほか、中国語のコメントに対してこなれた中国語で返答する様子に「これ、本人がリプライしてるの? コーチじゃないの?」という声まで出るほどだったとしている。

 外国の卓球選手が中国語を話すことで、中国の卓球ファンはやはり大きな親近感を抱くようだ。一方で記事は「福原、石川という2人の『姉』の資質を受け継いだ木原の中国語能力は、まだ若いのにかなりのもの。中国代表のコーチたちは、コートの外で始動をする際に注意をした方がよさそうだ」と警戒感も示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)