新型コロナウイルスの感染に伴う「ステイホーム」の期間中、誰もいない海の島で「自主隔離」を実行した日本人が、海外から注目されている。台湾メディア・ETtodayは26日、緊急事態宣言期間中に無人島で生活した日本人男性3人組を紹介する記事を掲載した。

 記事は、緊急事態宣言が出される中で多くの施設や飲食店が一時休業を余儀なくされ、市民の間で「巣ごもり生活」が繰り広げられるなか、日本人男性が友人2人を誘って九州地方の無人島に渡り、1カ月あまりの「隔離生活」を行ったと紹介した。

 そして、3人が無人島にて自分でテントを建てて拠点を作り、お腹がすいたら海に入って獲物を捕るという自給自足の生活を開始したと説明。サバイバル生活の中で原始的な遊びを考えたり、携帯電話を水没させる、テントが崩壊するといったトラブルを経験したりしながら1カ月を過ごし、25日に全国で緊急事態宣言が解除されると3人も無人島から離れたとしている。

 そのうえで、無人島での隔離生活を思いついた男性が、島に対する名残惜しい気持ちを示すとともに「島での原始的な生活では、小さなことで感動が起きた。東京にいては感じられなかったことだ」と語ったことを紹介。新型コロナの感染が収束した際には、最も多くの人を連れて無人島を再び訪れたいと述べたことを伝えた。

 記事が紹介したKenさんのツイッターアカウントによれば、海や自然との共生をテーマに今年3月ごろ長崎・五島列島に移住し、4月中旬から無人島で「ステイホーム」していたという。香港や台湾のメディアに取り上げられ、YouTubeでも中国語圏の視聴者が増えているとのことである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)