中国メディア・東方網は26日、かつての中国卓球界のエースで、現在中国卓球協会会長を務める劉国梁氏が2016年のリオ五輪にて「卓球を知らないデブ」呼ばわりされたのに続き、やはり中国卓球界のレジェンド・鄧亜萍氏が日本のネットユーザーから「このおばさん」と呼ばれたと報じた。

 記事は、鄧氏について「卓球史上最も偉大な選手の1人で、15歳で中国代表に入り、18回も世界チャンピオンに輝いた。世界ランキングは8年連続で1位となり、五輪では92年のバルセロナ、96年のアトランタで計4枚の金メダルを獲得。初めて五輪で連覇を達成した選手となった」と紹介した。

 そして、24歳の若さで引退してから20年以上が経過し、47歳となった現在でもしばしばカメラの前に登場し、卓球の試合の解説も務めているとしたほか、近ごろではソーシャルメディア上での活動が目立っていると伝えた。

 そのうえで、鄧氏がイメージキャラクターを務める製品のプロモーション動画を見た日本のネットユーザーが26日に「このおばさん」とコメントしたことを紹介。リオ五輪時に劉氏が台湾のネットユーザーから「卓球を知らないデブ」と称されて以来の、中国卓球ファンにとっては衝撃的な一言が生まれたとした。

 記事は「このネットユーザーが鄧亜萍を知らないのも理解はできる。彼女の全盛期は1990年代であり、彼女が最も輝いていた時にはまだ生まれていなかったかもしれないのだから」と評している。

 卓球ファンであればおそらく多くの人が鄧亜萍という名前を知っているだろうが、引退してから20年以上経過していることを考えると中国以外ではほとんどの人が知らなくても仕方ないかもしれない。日本国内でもボクシング界のレジェンド的人物が、今やその現役時代を知らない世代から「単におもしろいおじさん」として認識されているのだから。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)