日本はたびたび中国人に「恐ろしい」と言わしめているが、中国人が恐れるのはその優秀さばかりではないようだ。中国メディアの百家号は24日、日本人は近年、ノーベル賞を毎年のように受賞しているが、「恐ろしいのはそこではない」と指摘する記事を掲載した。

 記事はまず、中国人は日本人を誤解していると指摘。よく話題になる「日本衰退論」は日本に対する「最大の誤解」で、西洋諸国からすれば日本は相変わらずアジアで唯一の先進国だとしている。科学技術の強さのおかげで、米国に次ぐ発展を遂げたほどだと記事は称賛した。

 しかし、日本が本当に「恐ろしい」のは科学技術力ではないという。それよりも、自らの「優秀さに慢心して胡坐をかかない」こと、つまり「謙虚さ」が恐ろしいのだという。

 例えば、あるノーベル賞受賞者は受賞時に「まだまだ努力しなければならない」と語ったと紹介。日本の科学技術の水準が低下していることを憂いて、「このままではそのうちノーベル賞は取れなくなる」と警告したと感銘を受けた様子だ。良い成績を収めても浮足立つことなく、無敵だと慢心することもないのは、恐ろしく感じるのだろう。

 実際に、日本の科学技術は各方面で称賛されているが、「おごり高ぶる」のは危険なことだ。気を抜けばすぐに世界の科学技術の発展から振り落とされてしまうだろう。発展を続けていくためには、おごらず気を抜かず一歩一歩着実に進歩していくことが重要であり、この点で中国は日本から学ぶことが多くあると言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)