中国のネット上では他国について、何かにつけて「大国か否か」を議論する風潮がある。中国人にとっての大国とは「経済、政治、軍事」のいずれにおいても世界有数の力を持つことが条件のようで、日本は「経済強国」であっても、全面的な大国ではないのだという。

 中国メディアの百家号は21日、「日本とドイツは経済強国であるにも関わらず、なぜ世界の大国になれないのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 中国は国連の常任理事国であり、他の国連加盟国より特別な地位にある。一方、日本とドイツも経済強国ではあっても、常任理事国ではない。記事は大国になるためには、国が置かれた地理的環境が大きく関係していると主張し、日本やドイツのような経済強国でも、地理的な環境が悪い場合はどんなに努力しても大国になることはできないと主張した。

 日本とドイツが国連の常任理事国でないのは、第二次世界大戦の敗戦国であるからだが、「第二次世界大戦の敗戦にも地理的要素が大きく関係していた」と主張。ドイツの場合、ヨーロッパで力を持つ国であるにも関わらず、地理的には「海に接するのは北の一部だけで、それも大海に繋がる前にイギリスに阻まれ、また国境は複数の国々と接しており、国内も複雑な地形で山岳地帯が多い」ことは、大戦の際不利にな条件になったと指摘。

 また日本の場合においても、「太平洋という大きな海洋があり、中国と米国という大陸の大国に挟まれている」ことは地理的条件からすると不利であると主張。こうした地理的な環境の悪さが国の発展を阻害し、結果として大国になるチャンスを掴めなかったのではないかと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)