中国メディア・光明網は21日、新型コロナウイルスの感染が収束した後で多くの日本人が温泉に浸かりに行くことを望んでいるとする記事を掲載した。

 記事は、4月より緊急事態宣言が発令された日本で最も大きな打撃を受けた業界は観光業であると紹介。外出の自粛が呼びかけられる中で、観光業者の多くは休業状態を余儀なくされていることを伝えた。

 そのうえで、日本の調査機関が今月12~17日に日本人4306人を対象に実施した旅行に関する意識調査の結果を取り上げ、「コロナ後」の日本人の観光に対する意識や態度に変化が起きていることが分かったとしている。

 まず、ウイルス感染収束後すぐに国内旅行をしたいと答えた人が23.6%、3カ月以内にしたい人が41.6%となり、半年以内に旅行を考えている人の合計は88.5%に上ったことを伝えた。

 一方で、海外旅行については慎重な姿勢が見られ、すぐに行きたいとの回答は8.7%、半年以内でも47%にとどまり、1年後に考える人が33%に達したとしている。

 また、旅行の手段では片道2.5時間のドライブを望む人が約半数を占め、「三密」が形成されやすい電車やバスを使うとの回答は少なかったと紹介。そして、旅行で最もやりたいことについての質問では「近くの温泉に行く」が44.5%で最も多く、近郊の自然観光地が34.7%で続いたと伝えた。

 記事は、21日に関西3県の緊急事態宣言が解除されるなど、日本の感染拡大抑止策は段階的な成果を挙げ、日本全国が「コロナ後時代」の経済回復時期へと緩やかに移行しつつあるとする一方で、市民のウイルスに対する警戒は短期間で消えるものではないため、すぐに観光ブームが起こるということはあまり期待できないと評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)