今でこそ世界最大の自動車大国となった中国だが、1980年代から90年代ごろはオートバイすら高嶺の花だったという。そして、当時の中国ではホンダのオートバイといえば、誰もが憧れる存在だったそうだ。

 そして、ホンダが新興国向けに販売していた125ccの「CG125」は当時の中国で大人気で、今でも「大枚をはたいても欲しい」人がいるほどだという。中国メディアの今日頭条は19日、ホンダが新興国で販売していたCG125について紹介する記事を掲載した。

 記事は、1980年代から90年代ごろの中国はまだ経済が発展しておらず、多くの中国人にとってバイクは高嶺の花だったと指摘する一方、それでもバイクに熱中した人は少なくないと紹介。そして、CG125は操作性の良さとメンテナンスの簡易性が高く評価され、中国で大人気となったと伝え、当時の中国ではCG125を所有しているということは「大いにメンツが立つ」ことだったようで、「現在の中国で高級車を所有しているよりメンツがたった」のだと伝えた。

 そして、記事の中国人筆者の友人のなかには「1992年に1万8000元(約27万円)で購入し、その後は1度も乗っていないCG125を所有している人もいる」と紹介。そして、この友人には「5万元(約75万円)で譲って欲しい」という話も寄せられるほどで、CG125は「当時の憧れ」を忘れられない人がいるほど、今なお根強い人気を持つバイクだと伝えた。

 記事にはCG125に憧れていたという中国人ネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、「新車だったら5万元はするだろう」、「いや、むしろ、最低5万元だ」といった声が見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)