中国では近年、対日感情が改善してきており、中国のネット上には日本を称賛する内容の文章があふれるようになった。しかし同時に、それに不満を持つ反日的なネットユーザーもいるためか、中国メディアの今日頭条は19日、普段は日本の良い所ばかり紹介しているという中国人による「日本の10の欠点」を紹介する記事を掲載した。

 その1つが「本音と建前」が違うこと。中国人にもこの傾向はあるが、日本人の方が本音を知るのが難しいとしている。2つ目は「東大卒の人のいうことはなんでも正しいと思っていること」。日本は学歴社会なのだと指摘しているが、中国も十分に学歴社会である。

 3つ目は「暗黙のルールが多いこと」。リクルートスーツの色、就業時間内の飲食禁止、面接時のお辞儀の角度などで、これは確かに日本人でも違和感を覚えている人は少なくないかもしれない。

 4つ目は「他人の目を気にする傾向」。泣いている子どもを泣き止ませるのに、ある母親が「みんなが見ているよ」と言っていたという例を紹介した。記事の中国人筆者は、他人に迷惑をかけない社会だからだと分析しているが、これは良いところとも言え、中国人にはあまり無い感覚だろう。

 5つ目は「男性社会」であること、6つ目には「息を吸うだけでお金がかかる」ほど生活コストが高いこと、7つ目に「災害が多い」ことをあげた。ただ地震などの災害に関しては、外国人が思うほど日本人は怖がっていないとも付け加えている。

 残りの3つは、「外国人には態度が違う」、「家族との関係が希薄」、「何事も手続きが煩雑で時間がかかる」だった。確かに定額給付金についても随分と遅れが指摘されている。記事の筆者が指摘したのはいずれも主観的なものだが、その多くが見方を変えれば利点や美点でもあると言えるのではないだろうか。やはり長所と短所は表裏一体なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)