中国メディア・東方網は20日、「また1つ、カメラブランドが消えるかもしれない」として、日本の光学機器メーカー・オリンパスによる韓国カメラ事業撤退を報じた。

 記事は、オリンパスが20日、韓国のコンシューマー向けカメラ事業を終了することを発表したと紹介。6月30日にオンライン、オフライン双方の販売店を閉鎖する一方で、修理業務については2026年3月まで残すと伝えた。

 そのうえで、100年の歴史を持つ同社が韓国に進出したのは20年ほど前と歴史が浅かった一方で、ミューシリーズ、ペンシリーズのカメラ製品が現地で大ヒットしていたと紹介している。

 また、同社が完全に韓国事業から撤退するわけではなく、カメラ事業撤退後は医療事業に精力を注ぐことになると説明。現在同社では医療事業が売り上げの8割を占め、研究開発費も6割を医療分野に投じているとし、同社が主力事業の転換を図っていることを伝えた。

 さらに、同社が18年に広東省深セン市の工場を閉鎖して生産拠点をベトナムに移転したことを紹介した。そのうえで「スマートフォンの大きな波のなかで、カメラ業界の巨人であるオリンパスもモデルチェンジを迫られている。実際のところビジネスとは優勝劣敗の世界であり、それもまた仕方のないことなのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)