中国メディア・東方網は20日、日本の伝統的な木靴である下駄について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本を旅行していると和服に身を包み、下駄を履いて歩く人を時々見かけると紹介。日本ではお祭りや正式な場などで和装をすることが今でも多く、下駄は和装の中で重要なアイテムだとした。そして、日本の下駄文化はすでに1000年以上の歴史があり、日本が守り続けている伝統文化なのだと伝えた。

 一方で「多くの人が下駄は日本発祥だと誤解している人がいるが、実は日本の下駄は唐の時代に中国を訪れた留学生が持ち帰ったものだった」と説明。元の起源は中国にあるものの、今に至るまでに独自の発展を遂げ、生きた伝統文化として残しているとした。

 そして、美しい和服の下でカラコロと乾いた音を鳴らす下駄は「履いていると、歩くだけで心が楽しくなりそうだ」と評するとともに、かつては身分の高い人が歯の高い下駄を履いて自らのステータスを示したり、結婚する新婦が美しい彩色の下駄を履いたうえで嫁ぐといった習慣があったことを紹介している。

 さらに、通常は歯が2本ある下駄のなかで、歯が1本しかない下駄も存在すると説明。山道を歩く際に用いられ、特に山で修行する僧侶などが愛用していたと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)