中国で分譲されているマンションは、ほとんど内装していない状態で売られている。買い手が自分の好みで内装やインテリアをゼロから作り上げられるからだ。とはいえ、自分で内装を注文してみても、後から壁紙の色や収納など、いろいろと気になるところが出てくることもしばしば。

 特に、キッチンは多くの女性にとって使い勝手が気になるところ。中国人から見ると、日本のテレビ番組に映る日本人の家がほとんどと言っていいほど整理整頓され、機能的で使いやすそうに見えるようだ。「日本人の家は大きくないのに、なぜこれほど片付いているのか」との疑問に中国メディアの百度が5つの理由を挙げている。

 まず一つ目は色調。キッチンの壁紙や家具の色が統一されていると全体に片付いて見える。特に、白はキッチンの雰囲気を明るく、清潔感のあるイメージに保ってくれる。

 二つ目はキッチンのカウンター。ダイニングとキッチンを隔てるカウンターがあると、ダイニングからキッチンの目隠しになり、また収納スペースにもなる。また、カウンターがダイニングセットよりやや高い位置になると、キッチンの調味料なども見えずすっきりした印象になる。

 三つ目は収納スペース。よく使う調味料や、調理器具が収納できるスペースがあれば、それだけでもかなり片付いて見える。しかも、取り出しやすい位置に収納があれば、手際よく調理もでき機能的だ。

 四つ目はシステムキッチン。オーブンや食洗器などがすっきりと収められているシステムキッチンは、全体に機能的で色調も統一されている。

 そして、最後は収納力。既存の収納スペースでは足りない場合も、日本人は収納力を発揮していろいろな収納スペースを工夫して作っている。

 このように、キッチンそのものの設計というハードの部分だけでなく、それを日ごろから整理整頓していく日本人の主婦たちの片付け術、収納力の高さに注目が集まっている。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)