中国メディア・東方網は18日、いずれも世界を代表する自動車大国である日本とドイツについて「その発展過程に、どんな違いがあったのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本車とドイツ車はいずれも「非常に成績優秀な学生」だとする一方で、その「家庭環境」には大きな違いがあったと紹介。まず、日本については資源に乏しく、燃料となる石油も輸入に頼らざるを得なかったため、日本のメーカーは経済的な自動車を作ることが第一の理念になっているとし、ストップ&ゴーを繰り返す街乗りのニーズに合わせ、より燃費のいい自然吸気エンジンが進化していったと伝えた。

 また、環境保護を主眼に置いたエコカーの開発においては、もともと新たな電力として期待していた原子力発電の普及が東日本大震災によって頓挫したこともあり、完全な電動自動車ではなく化石燃料とバッテリーを組み合わせたハイブリッド車の技術を優先的に発展させてきたと説明している。

 一方でドイツについては日本に比べて豊かな資源を持っており、経済性をあまり気にすることなく高性能な自動車の開発技術にいそしむことができたと紹介。広い土地を高速で安定的に走れるターボエンジンの開発に磨きがかかり、エコカー分野ではプラグインハイブリッド車や電気自動車の開発が進んだとした。

 記事は、ドイツを「条件的に恵まれた家庭の子で、何でもソツなくこなす」、日本については「恵まれない条件から出発し、工夫と努力によって良い成績を収めるようになった」とそれぞれ形容。たどってきた道は違うものの、現在ではいずれも世界を代表する自動車技術を持った国として肩を並べているのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)