中国メディア・東方網は18日、「100年の歴史を持ちながらも、中国人からの認知度が低く、パクリブランドと思われ続けてきた日本の有名スポーツブランド」としてミズノを紹介する記事を掲載した。

 記事は、健康志向が強まっている中国ではスポーツ用品市場が拡大を続けていると紹介。その中で主役を張るのはナイキやアディダスといった世界的にも有名なブランドだとする一方で「往々にして見逃されてきたブランドがある。それはミズノだ。注目すべきことに、ミズノはこれまで中国人から『パクリブランド』と誤解され続けてきた。しかし、実のところは世界的に有名なスポーツ用品会社なのである」と伝えた。

 そして、1906年創業の同社には100年を超える歴史があり、野球用品メーカーとしてスタートしてから、今やほぼすべての主要スポーツ種目を網羅し、30万あまりのアイテムを販売している、世界的なブランドにまで成長したのだと紹介している。

 また、成長のなかで同社は科学技術への投資を重んじてきたとし、その大きな例が1997年に初代が発売され、世界にその名を広めるきっかけになったランニングシューズ・ウェーブライダーであると説明。同社は絶えず新しいテクノロジーを取り入れた製品を世に出し続け、国際市場の一角を占める存在になったと伝えた。

 記事は、近年ではスポーツ用品業界の競争が激しくなっており、ハイテクを駆使した製品が続々と登場する中で、同社がなかなか爆発的なヒットを生む製品を開発できていないと紹介。「とはいえ、小さな会社から世界的な大手ブランドに成長したミズノが成功を収めたことは間違いない」とし、その背景にはやはり技術開発に対する情熱があったとの見方を示した。

 「パクリブランドと認識されてきた」というのは誇張気味な印象だが、もともと野球用品を中心に発展してきただけに、野球の文化がない中国ではブランドの認知度が低かったということはありそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)