39都道府県で非常事態宣言が解除され、16日の時点で東京のコロナウイルスの新規感染が14日連続で100人を下回っている。こうした状況について米メディアは「奇妙な成功」とも形容しているが、中国メディア騰訊網は日本の対応に称賛の声を上げ「これは自信の勝利だ」と述べている。どういう意味か。

 まず、記事はこれまでの日本政府の新型コロナウイルス対策がたびたび欧米メディアの非難を浴びてきたことを指摘。例えば、ダイヤモンド・プリンセス号のコロナウイルス対策ではとりわけアメリカのメディアからも「人権侵害」などの声が上がっていた。その点について、中国メディアは「歴史上初めての前代未聞の事態で、多少対応を誤ることがあっても仕方のないこと」とフォロー、むしろその後のコロナウイルス対策を見れば日本政府の対応は必ずしもそれほど杜撰とは言えないと述べている。

 また、「日本はG7の国々の中で最もコロナウイルスによる死者が少ない。こうした状況を見れば、日本のコロナウイルス対策は欧米と比べて比較的成功している。このことに拍手を送るべきだ」と述べた。当初日本の対応を非難していた欧米各国で、今まさに新型コロナウイルスが猛威を振るい、抑制困難な状態にあると指摘した。

 さらに、「今回日本はアメリカの批判に面しても自信をもって独自の対策を推し進め、勝利を得た」と結論付け、終始称賛した。一方、記事はアメリカの対応を痛烈に批判しており、コロナウイルスの背後で米中間の緊張状態が続いていることをうかがわせる。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)