中国メディア・東方網は15日、日本の寝台列車の快適さについてまるで「移動する別荘」のようだと紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本を走る列車に対する評価は世界的に高く、とりわけ寝台列車は非常に快適でだと紹介。中国の寝台列車とは異なり、現在日本を走る寝台列車はいずれも個室になっていて、ほかの乗客の影響を受けることはまずないとした。また、各個室の窓が普通の列車よりも大きく、道中の車窓風景も心行くまで堪能することができると伝えた。

 さらに、車両内がとても清潔であることも特筆すべき点だと指摘。変なにおいもないきれいな空間とともに清潔な毛布やパジャマが提供され、その心地よさはまるで別荘のようだとしている。

 記事は「同じものを別の場所と比べてみると、その差が非常に大きいことに気づいたりする。その理由はさまざまで、経済的な条件や、利用者に良い体験を提供しようという意識が関係する」とし、中国の寝台列車と日本の寝台列車の差がどういった点から出てくるのか、疑問を提起した。

 かつての日本の寝台列車は、中国の寝台列車とそこまで大きくは変わらなかった。変わり始めたのは、日本において寝台列車が主力の長距離輸送手段ではなくなり、旅の1つの形として快適さや高級感が求められるようになってからと言えるだろう。

 飛行機が空中狭しと飛び交い、高速鉄道が地上の網の目を目まぐるしく走り回るようになり、中国でも寝台列車の役割が徐々に小さくなっている。この先、完全に淘汰されていくのだろうか、日本のように観光列車として発展していくのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)