近年、大勢の中国人が日本を訪れていたのは周知の事実であり、2019年には900万人を超える中国人が日本を訪れた。日本を大挙して訪れる中国人の「日本に対する印象」は、来日の前後で違いが生じていたのだろうか。

 中国メディアの百家号は12日、日本を訪れた中国人の感情の変化を紹介する記事を掲載し、「日本の都市は想像していたほど賑やかではなかったが、街全体の清潔さは想像を大きく上回っていた」と伝えた。

 中国の都市部では超高層ビルやタワーマンションが林立し、ハード面だけならば日本以上の発展を遂げたように見えるのは確かだ。記事は、多くの中国人は「中国より成熟した経済を持つ日本の都市部にはきっと高層ビルが建ち並んでいるのだろう」と予想しながら訪日すると紹介した。

 だが、実際に日本を訪れると予想と異なった光景を目にすることになると紹介し、日本の都市部はどこも中国のような超高層ビルはほとんど見られないと紹介し、ビルの「低さ」に驚くと紹介。しかし、同時に「街の清潔さ」に衝撃を受けたと伝えたほか、都市部でも様々な場所に「緑」があって、コンクリートしかない無機質さはなかったほか、日本は都市部であっても空気までもが「非常にきれいだった」と紹介し、「日本の都市部は想像していたほど賑やかではなかったが、発展のバランスが非常に良い」ことに羨ましさを感じたことを強調した。

 中国の都市部では超高層ビルが建ち並び、夜になるとライトアップされて、きらびやかな近代的な光景が広がっているが、その一方ではポイ捨てされたゴミが散乱していたり、健康被害が生じるほどの大気汚染が深刻化したりしている。中国人の日本に対するイメージは旅行の前後で変わるというが、リピーターとなって何度も日本を訪れる中国人が多いのも事実であり、それは生活環境の改善を多くの中国人が求めている証拠なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)