中国メディア・東方網は15日、世界を代表する長寿国として知られる日本の動物園で、アカゲザルが世界最高齢のギネス記録に認定されたと報じた。

 記事は、京都市動物園で飼育されているメスのアカゲザル「イソコ」が4月15日に42歳の誕生日を迎えたと紹介。先日には世界で最も高齢な人工飼育のアカゲザルとしてギネス記録認定されたと伝えた。

 そして、「イソコ」は1978年に京都市動物園で生まれ、10頭の子どもを育てた後、現在は35歳と同じく高齢な妹ともう1頭とともに園内の「老猿ホーム」で日光浴や毛づくろいなどをしてゆったりとした生活をしていると説明。人工飼育のアカゲザルは平均寿命が15歳とのことで、「イソコ」はその3倍近く生きているとした。

 記事は、同園の関係者が「イソコ」について、現在も元気はつらつとしていると明かしたことを紹介するとともに、現在新型コロナウイルスの影響で休業していることから、ウイルスが収束して営業を再開した暁には、ギネス記録を祝うイベントを開催したいと語ったことを伝えている。

 人間と同様、サル界でも長寿記録を打ち立てた日本に、中国のネットユーザーは「まさに日本は長寿大国」との印象を覚えただろうか。それはさておき、長寿記録を樹立できた背景には飼育員たちによる日々の手厚いケア、環境づくりがあったことは間違いない。

 中国ではしばしば、動物園での動物の扱いを巡るトラブルがニュースとして伝えられる。飼育する側も、見る側も、動物は「見世物」ではなく、人間と共存するかけがえのない仲間といった意識が大切だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)