日本の漢方薬のルーツは中医学にあり、中国から伝来した後に日本で独自の発展を遂げたといわれている。中国メディアの網易は13日、「日本の漢方薬」が、中国の中医薬よりも発展しているのはなぜかと問いかける記事を掲載した。

 記事は、日本人は漢方薬を「大いに認めている」と紹介し、日本人の約8割が漢方薬は慢性病によく効き、約6割が健康促進と長寿の助けになると考えていると説明。日本に存在する6万店の薬局の8割以上で漢方薬を販売しており、またドラッグストアにおいては目立つ場所に漢方薬コーナーが設置されていることからも、日本での漢方薬の地位が見て取れるとした。

 では漢方薬は日本でなぜこれほどまでに発展したのだろうか。この問いの答えとして、最初に「政府の支持」という要因があると指摘。日本政府は漢方薬を医療保険の対象としていると説明した。

 続いて「イノベーション重視」という要因もあると指摘し、日本の漢方薬メーカーは新薬の研究に莫大な資金を投じ、人びとの課題解決のために新しい製品の開発を積極的に行っていると指摘した。

 また「厳格なクオリティ・コントロール」という要因もあるとし、日本では漢方薬の材料となる植物の栽培方法についてもできるだけ農薬や化学肥料を使用しないように規定されており、農薬残留や重金属含量を可能な限り少なくする努力が払われていると説明。こうした要因によって、中医学にルーツを持つ日本の漢方薬は中医薬より発展を遂げたのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)