中国メディアの百度体育は12日、「海外で活躍しているサッカー選手がどれだけいるか」という角度からナショナルチームの実力を測った場合、日本は間違いなくアジア・ナンバーワンであると論じる記事を掲載した。

 記事は、サッカー関連調査機関「CIES Football Observatory」が4月に公表したレポートを紹介。このレポートは世界各国には海外でプレーするサッカー選手が何人いるか、またそのうち何%がトップディビジョン・リーグで活躍しているかを報告したものだ。

 言い換えれば、同レポートは「それぞれの国が世界で通用する選手をどれだけ有しているか」を調査したものであり、またこの指標を用いてそれぞれの国のサッカーの実力を測る狙いがあるが、同レポートによれば日本は161人の選手が海外でプレーしており、またそのうち79.5%がトップディヴィジョン・リーグで活躍していたという。

 記事は、日本のこの数字は「アジアトップ」であると指摘、第2位はオーストラリアで海外組124人のうち76.6%がトップディヴィジョン・リーグで活躍していた。また、第3位は韓国で海外組121人のうち68.6%がトップディヴィジョン・リーグという調査結果だったことを伝えた。

 中国は4位だったが、海外組はわずか29人で、しかもトップディヴィジョン・リーグのチームに所属していたのは48.3%だけだったと説明。記事は、これは「残酷な現実である」と嘆きつつも、そもそも中国にはサッカーをプレーして楽しむ子どもがあまりにも少ないと指摘し、「サッカーをしたところで宿題の量が減るわけでも成績が上がるわけでもなく、一緒にボールを蹴って楽しむ友人もおらず、もしケガをしたら誰が責任を取るのか、といった考え方が存在する社会ではサッカーが根付くわけがない」と主張した。

 さらに、日本のようにサッカーが誰にとって身近にあって、プレーしたいときにプレーできるような環境が作れなければ、中国サッカー界における「残酷な現実」は今後もずっと続くだろうと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)