中国人が日本人に対して抱いているイメージの1つに、「日本人は他人に迷惑を掛けることを嫌う」というものがある。日本人は実際にそのイメージどおりだと言えるが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の最中、日本人の別の一面が垣間見えたという。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出をやめ、「3密」を避けることなどが求められているが、こうした要請にもかかわらず「外出する日本人が少なからずいる」ことに中国人は大いに驚いたようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本人は他人に迷惑を掛けることを嫌うはずなのに、外出する日本人が後を絶たない理由」を分析する記事を掲載した。

 記事はまず、日本では全都道府県を対象に緊急事態宣言が出されており、他人との接触をできるだけ避けるように要請されているが、日本の緊急事態宣言では「強制力はない」ため、国民一人一人の協力が重要な状況となっていると伝えた。

 続けて、「他人に迷惑を掛けることを嫌う」というのが中国人の日本人に対するイメージだと伝える一方、日本では今なお外出する人が大勢いると紹介し、その行動に疑問を提起した。続けて、外出する人のなかには「仕事に出かけている人が大勢含まれている」と強調し、日本人は自分が感染することでかかる迷惑よりも、「仕事を辞めたり、休んだりすることで同僚や会社に迷惑がかかることを回避しようとしている」と指摘した。

 また、新型コロナウイルス感染症を普通の風邪と同等レベルに捉えている人も少なくないうえ、しかも、行政の強制力もないため、「日本人には新型コロナウイルスに対する共通の危機感が欠けている」と主張、これが緊急事態宣言の最中に外出する人がいる理由だと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)