衣食住は人が生きていくために必要な基本要素だが、国が違えば「衣食住」もずいぶんと異なってくるものだ。住居に関して言えば日本は戸建住宅も少なくないが、中国の都市部では高層マンションがほとんどという違いのほか、「日本のトイレには窓がない」のも中国とは違うところだという。中国メディアの今日頭条は2日、「日本のトイレには窓がないのに、なぜ臭くないのか」について分析する記事を掲載した。

 日本でもすべてのトイレに窓がないわけではないが、中国人のイメージとしては日本のトイレには窓がないことになっているようだ。風通しを何より重視する中国では、臭くなりそうなトイレが密閉されているというのは理解できないのかもしれない。

 記事は考えられる理由として4つの点を指摘している。その1つは「トイレとバスルームを分けているから」。トイレが湿っぽくならないので、細菌が繁殖しにくく衛生が保たれるとしているが、これはバスとトイレが一緒になっている中国とは異なる点だ。

 2つ目として「芳香剤」を置いていることを挙げた。確かに日本のトイレには芳香剤が置いてあるケースが多い。日本のトイレは「臭くない」ばかりか、「良い香り」さえすると言えるだろう。3つ目の理由としては、「温水洗浄便座」のおかげでもあると分析。日本のトイレには、少量の水で便器をきれいにする性能が付いていると感心している。

 最後に、日本人は「いつもトイレをきれいに掃除している」と紹介。トイレを頻繁に掃除するのは子どものころからの習慣で、だから日本のトイレは臭くないのだと結論付けている。トイレ掃除は学校でも子どもたちにさせるので、日本の子どもたちはトイレ掃除に慣れているが、中国で子どもにトイレ掃除をさせたらきっと子どもたちがかわいそうという声が出てくるはずだ。

 確かに、日本は公衆トイレであっても清潔なところが多く、気持ちよく用を足せるが、中国の公衆トイレは最近でこそ都市部を中心にトイレ革命が進み清潔になってきたものの、少し前まで息を止めないと入ることもできないようなトイレが多かった。窓がなくても臭くない日本のトイレのレベルは極めて高いと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)