日本も中国も近年は夏の暑さが非常に厳しいが、熱中症になることなく夏を乗り切るためにはエアコンは欠かせないだろう。中国メディアの百家号は7日、日本と中国のエアコンの取り付け工事について紹介し、「作業の丁寧さが日中では全く異なる」と指摘、「日本の工事スタッフこそが専門家と名乗るにふさわしい」と絶賛する記事を掲載した。

 中国の一部地域では気温がすでに30℃を超え、エアコンの季節が始まったと言えるが、中国人の間では「日本のエアコンの取り付け方は完璧で美しい」と絶賛されているという。記事は、日本のエアコン取付工事について「たかがエアコンと考えていたが、ここまで美しく取り付けられるとは思いもしなかった」と主張し、中国との差はあまりに大きいと指摘した。

 まず、日本の工事スタッフは「まず作業が丁寧だ」と指摘し、作業の痕跡を部屋のなかに1つも残さないと驚きを示した。エアコンの取り付けには工具を使って壁に穴を開けたり、ネジで固定するなど、ゴミやチリが出る作業が伴うが、日本では「壁を傷つけたり汚したりしないよう養生シートを貼って丁寧に作業をする」と写真付きで紹介した。

 また、エアコン本体から室外機までの「ダクト」も専用カバーで保護しているので見栄えが良く、しかも安全だと指摘。他にも室外機の取り付けについて、「排出される熱風や水もきちんと処理されるように配置し、外からの景観にも配慮している」と伝えた。

 中国の場合はエアコンに限らず、工事全般に共通することだが、作業中に出るゴミはそのまま放置されることは珍しくない。そもそも掃除は作業スタッフの仕事ではないと考え、壁が汚れようが構わず作業し、終われば後片付けもせずまま立ち去ることが一般的だ。また、室内でエアコンが正常に作動すれば良いと考え、部屋の外のダクトや室外機がどのように設置されていても気にせず、排出される水も垂れ流し状態にされることもあるほどだ。

 日本人からするとあり得ない作業だが、中国ではこうした作業が普通であるため、多くの中国人は日本での工事を見ると「日本の工事スタッフこそが専門家と名乗るにふさわしい」という感想を抱くようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)