日本の子どもたちは、学校給食のおかげで栄養バランスの取れた健康的な食事がとれていると言えるだろう。どの学校でも栄養士の資格を持つ担当者が計算して、1日に必要とされる量のおよそ3分の1が摂取できるよう、栄養のバランスを考えた献立が作られている。中国メディアの百家号は5日、日本と中国の給食を比較する記事を掲載した。

 記事はまず、中国の学校で提供される食事には問題が山積していると紹介。中国では一般的に給食がなく、自宅に帰って昼食をとる学校が多いが、寄宿制の学校などでは食堂で食事が準備される。そんな中国の学校で提供される食事には安全に対する疑念の声が後を絶たない。最近では、栄養のないぼそぼその汁なし麺が出たと記事は紹介。成長期の子どもに炭水化物だけというのは問題視されても仕方ないだろう。また、安徽省の幼稚園では期限の切れた食材と虫の沸いたナツメが出てきて問題になったそうだ。

 では、日本の給食はどうなのだろうか。記事は、日本の給食には歴史があり、国を挙げて子どもたちの健康と育成に力を入れてきたと称賛。お腹を満たすだけでなく、決められた予算と決められたカロリー、栄養素、塩分を摂取できるように献立を組まなければならず、そのうえおいしいとレベルの高さを伝えた。

 もちろん安全性を確保するのは第一条件だ。日本では、前日のうちに作ることは禁じられ、第三者機関による定期検査が年に数回と不定期の検査もあると紹介。安全を確保するための手袋とマスクは絶対で、アレルギーのある子どもに配慮したメニューも別に作られていると細かな配慮が払われていることに感心している。

 記事は結論として、日本の給食のレベルは中国とは比較にならないほどに高いと指摘。ただおいしくてお腹がいっぱいになるというだけではなく、安全で栄養バランスの取れた食事をすべての子どもたちに提供できているというのは、日本のすばらしさの1つと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)