日本の自動車企業の強さは世界でも認められているが、オフロード車の分野でも世界に存在感を示しているという。中国メディアの百家号は3日、「世界最高の4WD車はなぜ日本車ばかりなのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、自動車市場はそれぞれの国でニーズが異なっていると紹介。米国では農業にも旅行にも幅広く使えて、車体価格も燃費も抑えられ、そのうえ排気量も大きなピックアップトラックが人気だと紹介する一方、環境基準が厳しい欧州ではコンパクトカーが普及しており、日本では軽自動車やハイブリッドカーの占める割合が大きい。

 このため、需要という観点からすると日本では排気量の大きなオフロード車の需要は少ないはずだと指摘する一方、記事は「世界最高の4WD車の多くは日本メーカーの車だ」と紹介。日本企業は、4WD車に関する基幹技術を多く持っていると論じた。また、最近では「電動式4WD」もあり、この分野でも日本のメーカーが強いと伝えた。

 では、なぜ日本では4WD車の需要がそれほどないのにここまで発展できたのだろうか。記事は、日本国内の市場規模は小さいものの、「北米という大きな市場がある」と分析。日本の自動車メーカーはグローバル企業であり、市場と研究開発の意欲があれば高い技術の製品を製造できるのだと論じた。

 実際、世界一過酷なモータースポーツ競技とも言われるダカールラリーで、日本メーカーは優秀な成績を収めており、その技術力や品質は世界で高く評価されている。どんな分野であっても日本メーカーは自動車づくりに長けていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)