製造強国となることを目指している中国だが、現状では日本との差はまだ小さくないようだ。中国メディアの今日頭条は24日、日本の高い精度を誇る工作機械がなければ、中国はライフル銃一丁さえ作れないというのは本当か分析する記事を掲載した。

 記事は、「日本は20世紀の時点ですでに工業分野で世界の先端にいた」と日本の発展の早さを指摘。工業の発展を左右する工作機械で、日本には有名企業がたくさん存在し、技術・性能ともに非常に優れていて「世界で3本の指には絶対に入る」とそのレベルの高さを称賛している。

 では、中国は日本の工作機械にどれほど頼っているのだろうか。記事は、中国国内でも工作機械を作ることはできるが、「模倣」に過ぎず、自動車工場をはじめ、多くの工場では工作機械を日本からの輸入にかなりの程度頼っていると伝えている。依存度が高いので、「日本の工作機械がなければライフル銃1丁も作れない」とも言われているそうだが、実際にはどうなのだろうか。

 記事は、確かに中国国産の工作機械は耐久性や部品の加工精度で日本の工作機械のレベルには達していないと指摘。中国は日本との差を認め、努力して進歩する必要があると論じた。「日本の工作機械がなければライフル銃1丁も作れない」というのはあくまでも比喩であるが、工作機械の分野で日本と中国には「20年の開き」があるのは間違いないとして、現実を直視して前進するように勧めた。

 日本の工作機械は世界の最先端をいっており、その日本と比べてしまえば見劣りがするのは仕方がないだろう。しかし、だからと言って進歩しないのは言い訳というものだ。記事に対して、「発展し始めたのが遅かったというのは言い訳」という人や、「技術や部品を買っても根本的な解決策にはならない」、「長く使えなければ意味がない」など、今の中国の現状を手厳しく指摘する意見が見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)