中国メディア・人民網は27日、新型コロナウイルスの感染が拡大し続けている日本において、若い世代を中心に人びとの心が温まるような善意の行動が見られると報じた。

 記事は、日本政府が今月に入って不要不急の外出を自粛するよう呼びかけて以降、日本では多くの人びとが自覚的に外出を控えるなど感染防止に向けた行動をとり、各地で感染抑制の段階に入りつつあると紹介。この緊急事態の中で、「人と人との心のふれあい」の大切さを示す心温まる行動をする人がいるとした。

 そして、マスクの供給不足を知った山梨県の中学1年生の女子生徒が、休校となった時間を利用して家族とともに621枚のマスクを制作し、地方自治体に寄付を行った事例を挙げ、ネット上では生徒の善意に対する大きな賞賛が寄せられたと伝えた。

 また、今月22日には東京都西東京市に住む中国籍の高校3年生の女子生徒が、ネット上で募った寄付金で中国から輸入したマスク2万枚を同市に寄贈したと説明。寄贈されたマスクは高齢者介護施設や保育園などに送られたとしている。

 さらに、3月には東京の国立感染症研究所に子どもの字で書かれた手紙が届き、手紙にはウイルスと戦う職員に対する応援メッセージが書かれていたと紹介。この情報が紹介されるとやはりネット上で大きな反響を呼んだと伝えた。

 記事はこのほか、東京と荒川区のごみ収集所で今月22日、清掃作業員宛ての感謝と励ましのメッセージが貼られていたのを作業員が発見する出来事があったとも紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)